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​グランプリ

​受賞者なし

 

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優秀賞

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ママ、なぜ変わったの︖

龍羽均 LONG YUJUN
2023
300×400mm
キャンバスに油彩、パステル

作品コンセプト

10年間愛していた姉が変わり、私たちは最初は友達だったが、その後は恋人になり、今まで家族のような友人関係を続けている。私と彼女の関係は恋愛ではなく、友情でもなく、家族愛でもなく、第4の感情があるようだ。でも私も母に頼るように彼女に頼っていて、恋人同士の愛よりも私は彼女の赤ちゃんのようなものだったので、私の母は変わった、知らなかった。。。

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特別賞

作品写真① モーリスラヴェルの肖像.JPG

モーリス・ラヴェルの肖像

本岡景太 Keita Motooka
2023
h:380×w:280×d:350mm
紙、酢酸ビニル系樹脂(歪曲張り子/exposeシリーズ)、木材、塩化ビニル系樹脂

作品コンセプト

本作は、紙と酢酸ビニル系樹脂によるオリジナルの技法、「歪曲張り子」で作られている。私は、作品の外の世界と作品の中の世界との間を行き来しながら、人間が世界を見ること、触れることの、本質を追い求めている。

 

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奨励賞

OJUN賞

作品写真① モーリスラヴェルの肖像.JPG

 

モーリス・ラヴェルの肖像

本岡景太 Keita Motooka
2023
h:380×w:280×d:350mm
紙、酢酸ビニル系樹脂(歪曲張り子/exposeシリーズ)、木材、塩化ビニル系樹脂

作品コンセプト

本作は、紙と酢酸ビニル系樹脂によるオリジナルの技法、「歪曲張り子」で作られている。私は、作品の外の世界と作品の中の世界との間を行き来しながら、人間が世界を見ること、触れることの、本質を追い求めている。

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諏訪敦賞

untitled (no.1)_1.JPG

untitled

相緒 れお Leo Aio

2023
180 × 140mm
oil on canvas

作品コンセプト

何も置き去りにすることなく画面が出来ないか。全てがそこにある様な。描くことと拭い去ることで画面は同時に動き何とか絵画になった。

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薄久保香賞

图片_20231013232402.jpg

ママ、なぜ変わったの︖

龍羽均 LONG YUJUN
2023
300×400mm
キャンバスに油彩、パステル

作品コンセプト

10年間愛していた姉が変わり、私たちは最初は友達だったが、その後は恋人になり、今まで家族のような友人関係を続けている。私と彼女の関係は恋愛ではなく、友情でもなく、家族愛でもなく、第4の感情があるようだ。でも私も母に頼るように彼女に頼っていて、恋人同士の愛よりも私は彼女の赤ちゃんのようなものだったので、私の母は変わった、知らなかった。。。

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小林正人賞
​受賞者なし

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長亭GALLERY賞
​受賞者なし

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審査員コメント

小林正人氏

コメントなし
 

OJUN氏

OJUN賞

モーリス・ラヴェルの肖像

本岡景太 Keita Motooka

会場に入ってすぐに目に入った、と言うか目をつまづかせた作品。

これは絵画のコンペではなかったか?と思わずギャラリーオーナーに確認した。ともあれ壁に居並ぶ絵画を背にこの彫刻を見た。

作曲家の像は熱?によって変形された(素材の説明で「歪曲張り子」とあるが作者の造語か?)ビニール素材を貼り固めて造形されているが、癒着する青灰色のたわむ躯体とともにダイキャストのよう。作曲家は肖像写真(印刷されたページなのか?)もろともそこに写り込む光も陰影も貼り付けてつまり自前ですべて事を造って見せている。なので人の目と手が素材と渡りあえば、成形のほどは損ないと拙さを率直に伝える。となれば、肖像と言うよりはこれは「事物」ではないか。

 

私は事物の自立というのは基本、宇宙の涯の外にしか認めないがそのことを産声のように報せてくれる一個だと思った。

絵も彫刻もかんたんじゃねーよなと思った。

 

諏訪敦氏

諏訪敦賞 「untitled (no.1)」 

相緒れお

本年度の審査は難航した。突出した存在、あるいは恫喝的なまでに訴えかけの強い出品作が見当たらなかったからだ。とはいえ応募者全体のレベルが下がっていたとは思えなかった。むしろ向上していたことは間違いないのだが、このつるんとした、ひっかかりのない印象は、本展が認知を広げるとともに辺境性を失い、主に若手周辺に横たわる空気をそのまま映すようになってきたからかもしれない。そのような中、受賞対象者も含めて目に留まった作品について簡単に述べる。 まず、古川右京の「Rhodesia」はいまや海の向こうで現実に進行している戦争をよそに、完全な絵空事であるゲームの中の兵士を描いている。この世代にある無力感や偽りのない心理的距離へと思い至らせる。一部で「Disrupted Realism」とも評される解体的な画風の選び取りも、世界中で同時多発している現象だ。台湾のペインター蔡煒廷 の「Play with the cat」の構成的な画面には確かな地力の高さを感じさせられた。他に、もりさこりさは「風と踊る女」で並行世界を可視化することを試み、佐藤遥加の「夏おわるよ」は日常で見過ごされがちな情景に潜在する価値をすくい取っていた。見つめる対象こそ違え、彼女たちからはともに描くことへの混じり気のない情熱が感じられた。 そして諏訪敦賞とした相緒れお「untitled (no.1)」は、応募作中最小のサイズであったが、動かし続けたに違いない画面は十分な内容を備えた時点で静止していた。彼についてはネット上にも多くの情報は見当たらず、私には未知の画家として映った。この作品だけで強引にグランプリに推すことはためらわれたが、描く行為に対する純度の高い感応力がうかがわれ、個人的に応援したいと思い受賞作とした。

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薄久保香氏​

薄久保香賞

ママ、なぜ変わったの?

龍羽均 LONG YUJUN

 母性、恋人、仲間など、愛を形作る関係性には様々あり、恋愛関係のように1人と1人が結ばれ2人になる愛がある他方、母と子供の関係性のように、親が子供の成長に従い別離を受け入れるような2人から1人になる愛がある。1人から2人になる愛の喜びは、時に「あなたしかいない」という限定的意識と情動から恐怖に陥る危機を孕むが、2人が1人と1人になる愛は、より想像力を要する主体的な行為だ。私には、龍さんの絵画が彼女自身の情動的愛と客観的愛が拮抗する場所のように見えた。そして龍さんの言葉は、龍さんの絵の具や筆致のあり様と同じように率直であった。特に感情的要素が、彼女の表現の初動の燃料として大きく作用しているように感じる。この彼女の生まれたばかりの絵画がその燃料を用い、これから目指す表現のために、マテリアルの抵抗や技術、知識を通してどのように自身の力を育て変化させてゆくのか。それは、私の期待であると共に前向きな試練に向かう彼女へのメッセージだ。

 そして今回、コンペの応募作を通して考えたことは、「本当に表現したいこと」に対する切なる態度についてだ。表現したいことと、表現が成り立つ瞬間の取引は、いつもとても危い関係性にある。形式や手段は、作品の根幹となる論理を担う一方、鑑賞者の注意を引きつけるその表層をフィルター効果的に、更に別のアーティストが消費する実態は危惧されるべきことだろう。また、現実的に絵画的要素がキャンバスに満たされてくる段階でそれ以上に進むことをやめてしまうこともよく見受けられるが、知性であれ感性であれ細部に凝らされた眼差しがなければ、その画面という特殊な法則を持つ空間から出現される何かを掴み取ることは難しい。偉大な絵には、抽象化された価値と並び、それに不可分の深い人間的な要素があるように思う。誰のせいにもせずに何の保証もない世界へ主体的に足を踏み出さなければならないという点で、愛することと絵を描くことはよく似ていると思う。だから私たちは、自分とういう存在を全集中して描かなければいけないのだ。

審査員により受賞者は以上になります。

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人気賞

来場者一人一票で、票数が一番多い作家さんが人気賞を得る。

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Amorous

山谷菜月 Natsuki Yamaya
2022
727×606mm
油彩 キャンバス

タイトルの「Amorous」とは艶かしい、色気がある、多情な、好色な、魅惑されたという意味の英語
です。
色気のある魅惑的な女性をイメージしています。

 

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​入選作品

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