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講演会

椅子と身体

黒川雅之

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2020年12月6日(日)15:00-16:30

会場: ​東京都中央区日本橋久松町4-12コスギビル4F​長亭GALLERY

​主催: 長亭GALLERY

​入場無料

​予約制

 黒川雅之は建築デザインとプロダクトデザインを両立する、日本では特異な存在である。家具や照明器具をデザインする建築家、橋や店舗などをデザインするプロダクトデザイナーはいるが、両領域をパラレルに手掛けるデザイナーは日本ではほとんど見当たらない。
もう一つの特徴は、黒川の代表作の多くは、自ら仕掛けたプロジェクトによって誕生していることだ。ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションにもなった代表作のGOMシリーズ(1973~83年)は、黒いゴムを素材に丸と四角を中心にした幾何形体によるシンプルな造形で、ステーショナリーやテーブルウェアから、ドアノブなどの建材、照明器具までバリエーションを増やし、プロダクトかから環境までに広がりを見せた。その第一歩は、電話帳を使ってアイデアを造形化してくれる町工場探しだったと聞いたことがある。
 ゴム以外にも、ステンレス、プラスチック素材、ガラス、木材、鉄、漆など多様な素材を用い、照明・ペンダント、水栓金具、バスタブやトイレ、ドアノブ、腕時計、生活用品、家具まで幅広いジャンルのデザイン開発を手掛けているが、それらの底流には黒川スタイルともいうべき、素材の持ち味を生かし切ったマテリアルコンシャスな感性と、極限まで追求されたシンプルな造形だ。同時に一定量以上の量産を前提とした、工業製品としての品質と完成度の高さ、市場性も黒川製品の特長である。そこが、黒川と同時代に存在していた「デザイン=アート」というアプローチとは一線を画していた。
 建築家としての仕事では、独立間もない1970年代前半は、カプセル住宅や家具住居、アルミシャフト住宅など、プレハブに代表される量産化を前提とした建築のシステム化を導入した住宅などを手掛け、プロダクトデザインと建築の思想と手法を融合した独自のスタイルを確立した。
最近は、中国本土を中心に、プロダクトはもちろん、ギャラリー、オフィス、ショップなど、精度の高い室内空間のデザインなども手掛けている。

(出典 https://npo-plat.org/kurokawa-masayuki.html

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、当日を予約制させていただきます。

予約者が多い場合、抽選させていただきます。抽選結果は当選者だけにお知らせします。

長亭GALLERYのinstagram、twitter、facebook、weibo、微信公众号などの公式アカウントをフォローしている方を優先させていただきます。

当日はyoutubeでライブ配信を行う予定ですが、配信サイトは後日改めてお知らせします。

参加希望の方はinfo@changting-gallery.comまで

申し込みのメールは下記の通りにご記入ください。

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タイトル

黒川雅之講演会の申し込み

内容

名前:長亭GALLERY

年齢:1歳

職業:ギャラリーディレクター

所属会社(学校):株式会社feliscatus

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instagram:changting_gallery

何処から講演会の情報を知りましたか:

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黒川雅之

Masayuki Kurokawa

 

株式会社K&K 代表取締役

株式会社デザイントープ 主宰

物学研究会 代表

日本文化デザインフォーラム(JIDF)副理事長

日本建築家協会終身会員

金沢美術工芸大学 芸術博士

深圳大学 客員教授

上海復旦視覚芸術学院 客員教授

北京工業大学 客員教授

 

1937年 名古屋市生まれ

1961年 名古屋工業大学建築学院 卒業

1967年 早稲田大学大学院理工学研究科建築工学 博士課程修了

1967年 黒川雅之建築設計事務所 設立

1983年 株式会社ケイ 設立

2000年 株式会社デザイントープ 設立

2012年 黒川雅之建築設計事務所を株式会社K&Kに改名

    製品・家具・インテリア・建築・都市設計など

    総合的な建築家として活躍中

 

著書

「椅子と身体」、「野生の衝動」、「DESIGN PARADOX」(DESIGNTOPE)

「ARCHIGRAPH 黒川雅之X稲越功一」(TOTO出版)

「デザイン曼荼羅」、「デザインの修辞法」(求龍堂)
「八つの日本の美意識」(講談社)、

「デザインと死」(ソシム出版)
「记忆与愿望」(天津出版传媒集团)

「野生的冲动」(北京联合出版社)

「设计曼陀罗」、「设计修辞法」、「依存与自立」、「信息空间」(河北美术出版社)

「日本的八个审美意识」(简体字版)、「设计与死」、「椅子与身体」(中信出版社)

「日本的八个审美意识」(繁体字版)(雄狮美术出版社)

「设计的悖伦」(中国青年出版社)

 

受賞

グッドデザイン賞 31回

IF賞 27回

毎日デザイン賞など多数

 

パーマネントコレクション

N.Y.MoMA

デンバーミュージアム

メトロポリタンミュージアムN.Y.

など多数

 

代表作品

建築

銀座KUNOYA、

大金ゴルフ倶楽部、

千葉ポートパークの野外劇場、

ユニ東武ゴルフ倶楽部

パロマ本社

来待ストーンミュージアム

健康の里来待診療所・健康センター

パロマプラザビル

夢蝶庵、伝統工芸館、3rオフィスなど(中国)

 

製品

灰皿「GOMシリーズ」

組立家具「インゴット・バッタ」

水栓金具「Kシリーズ」(TOTO)

照明器具「コブラ」と「ドマーニ」と「フーモ」など(ヤマギワ)

ドアノブ「GIGAシリーズ」と「INTERFACEシリーズ」(美和ロック)

半閉鎖式スキューバダイビングシステム「FIENO」(グランブルー)

小物「EN シリーズ」(竹中製作所)

腕時計「CHAOS」と「デリー」と「ラバト」(シチズン)

薄型ガステーブル(パロマ)

宝石「P+G」(アーバンゴールド)

デジタルカメラ「キャプリオG3シリーズ」(リコー)

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